2010年5月アーカイブ

fuel.jpg

特にお気に入りな計算機である、SGI Fuel。
MPUにMIPSを搭載した素敵な計算機なのですが、
現在Linuxは動作しません。
動作するOSは純正UnixのIrixのみ。

しかし、OpenBSD4.6にてFuelが正式にサポートされました。
Linuxから一時離れ、久しぶりにBSDを入れてみました。

先日、OpenBSD4.7がリリースされたので、その導入手順です。

今回は、CDからブートし、FTPインストールとしました。

ブートCDは、適当なミラーから、sgi/cd47.isoを
ダウンロードし焼いて、ドライブに挿入してください。。

今回は、ftp://ftp.jaist.ac.jp/pub/OpenBSD/4.7/sgi/ を使いました。


1) 「System Maintenance」にて「Enter Command Monitor」を開きます
 ※電源ON後に「Stop for Maintenance」からSystem Maintenanceに入れます
 ※Irixが起動した場合は、電源OFFなしでシャットダウンします

2) BSDを起動するための環境変数を設定します
>> setenv osloader boot
>> setenv osloadfilename /bsd
>> printenv
>> exit

3) 「Install System Software」から「Local CD-ROM」を選択
 CDからの起動が始まります。

4) OpenBSDをインストール
 普通にインストールするのみ。
 FTP接続先は「ftp.jaist.ac.jp」を使いました。
 ちなみに、FuelのモデルIP35ではなく、IP27が入ります。

5) インストール後、再起動し完了
 最後にいつもの。
dmesg


これで、Irixがなくても、
Fuelだけ入手すれば楽しむことができるわけですね。
赤い筐体とMIPSが超カッコイイ!

公式
http://www.openbsd.org/sgi.html


先日のiSCSIストレージリプレイスの際、その上で動いていた仮想マシンの移行は、
OVF形式にエクスポートして、新ストレージへデプロイしました。

この時、動的MACアドレスを利用していると、移行前後でMACアドレスが
変わってしまうために、ネットワークがつながらなくなってしまいます。

そんなわけで、OVFエクスポートする前に、
MACアドレスを削除てから仮想マシンを停止します。

●RedHatとかCentOS
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 のHWADDR行を削除

●DebianやUbuntuやSUSE
/etc/udev/rules.d/70-persistent-net.rules  を削除

●Solaris
よくわかってないけど、これといった操作は不要らしい(そう聞いたけど調べてない


注意点としては、NICが複数接続している場合は、
eth0とかeth1の順番が入れ替わる可能性があるってこと。
本メンテナンスは無事完了しました。
期間中、WEBサーバーは、2時間半程度停止しておりました。

また、身内向け非公開サーバーの一部は現在も停止中です。

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以下の通り、メンテナンスのためアクセス不能となります。

ウィンドウ:2010年5月8日(土)13時~17時
影響:期間中1~2時間程度サーバーが停止いたします
10gb.jpg

では、N7700PROを10GBASE-Tで繋いだときのベンチマークです。

サーバーには、Phenom II X4に換装した、HP ML115 G5を、
Windows Server 2008 R2にて、CrystalDiskMark 3.0.0bを実施。

テストデータのサイズは、ストレージのメモリにキャッシュされた時の
結果を見るため50MBと、キャッシュされない4000MBを実施。
10Gにすると、RAIDによる速度の差がでてきます。


●JBOD iSCSI(参考)
iscsi_jbod.PNG

●RAID5 iSCSI(ディスク7本使用)

iscsi_raid5.PNG

●RAID6 iSCSI(ディスク7本使用)
iscsi_raid6.PNG

●RAID10 iSCSI(ディスク6本使用)
iscsi_raid10.PNG

●RAID0 iSCSI(ディスク7本使用)
iscsi_raid0.PNG

●RAID0 CIFS(ディスク7本使用)
nas_raid0.PNG


●結果まとめ
・サイズ50MBでは、キャッシュによりRAIDによる変化なし
・300~400MB/s出ており、10Gの効果絶大
・RAID5と6では大差なし
・RAID10の方がRAID5/6よりWriteが速い
・RAID0は断トツで速いけど、ディスク故障が怖いから使わない
・CIFS(NAS)よりiSCSIの方が結果速い

以上より、RAID10とiSCSIで本番稼動させることにしました。
2TBのディスクが7本、ウチ1本をホットスペア。
論理容量は6TBと十分だし、リビルドにかかる時間を考えても
やっぱりRAID10かなと。

n7700pro_ssh00.jpg

Thecus N7700PROやN7700+は10G Readyで、
PCI-Express x8が搭載されております。

現在対応している10G NICは以下の4枚。

Intel X-520 DA2
Intel X-520 SR1, SR2
Tehuti ENW-9800

そう、先日購入したIntel 10G AT2は対応しておりません。

しかし、Intel X-520とAT2のドライバはともに
ixgbeなので同じです、動きます。
とゆーわけで、N7700PROで無理矢理AT2を動かす話。

AT2をN7700PRO(v3.01.01)に挿して起動しても動きませんでした。
起動時にドライバがロードされないみたいです。
そのため手順は、
1) SSHでログインできるようにする
2) SSHでログインして、ドライバのロードとIP設定
と簡単です。


1) SSHでログインできるようにする

こちらページから、SSHDとSYSUSERの最新のモジュールを
ダウンロードし、N7700PROの管理WEBから、インストールします。

インストール完了後、2つとも有効にします。
これで、アカウント名sysで、SSH接続できるようになりました。

n7700pro_ssh01.PNG


2) SSHでログインして、ドライバのロードとIP設定


アカウント名sys、(初期)パスワードsysにて、
N7700PROのIPに対してSSHで接続します。

●ixgbeドライバのロード
 # insmod /opt_extern/driver/net/ixgbe.ko

●IPアドレスの設定
 # ifconfig geth0 【設定するIPアドレス】 netmask 255.255.255.0
※インターフェースはgeth0となります

n7700pro_ssh02.PNG


以上、簡単です。
ただし、今回の設定では、N7700PROを起動するたびに、
ドライバのロードとIPアドレスの設定が必要となります。
(どこかの起動スクリプトで、ドライバロードできればもしかしたら)
また、WEB管理画面にて追加LAN1の設定は利用できません。

次のエントリにて、10Gベンチマーク。
n7700pro.jpg

2010年2月5日(金)朝5時、ビープ音が目覚ましでした。
UPSのビープ音かなと見てみると音の主は、
Thecus N7700というストレージ。
自宅サーバー(VMwareESXi)で利用している
止めてはいけないストレージなのです。

どうせディスクが壊れたのだろう考え確認すると、
「cpu fan has failed」
CPUファンが壊れてるし、これはストレージ停止する必要があるなと。

ただし、季節は冬、CPUの温度は二十数度ととても低い。
アラートを止めて再就寝。

もちろんこの日は、午前休をいただきました。


さてさてさて、CPU温度を無視できるのは今の内。
夏になる前に対処しなければなりません。
その方法は3つ。

1) メーカーへセンドバック修理依頼
 →何日停止しなければならないんだ、無理

2) CPUファンをアキバで買ってきて自分で修理
 →1,2時間の停止ですむ

3) ストレージをリプレイス
 これだ!N7700PROも出たことだし、2TBのディスクも安くなってきたし


とゆーわけで、N7700PROを購入し、リプレイス後は、現行のN7700を
バックアップ用に利用することとしました。

搭載ディスクはHCLの記載のある、日立のDeskstar 7K2000 HDS722020ALA330。
こちらを7本。純粋に14TBだし、すごい時代になったわ。

消費電力は、
ディスクなしで、31Watts
ディスク7本で、90Watts
ディスクが結構電気喰います。。。

最後にベンチマーク。

●RAID0 iSCSI
raid0_iscsi_50mb.png
raid0_iscsi_4000mb.png

●RAID5 iSCSI
raid5_iscsi_50mb.png
raid5_iscsi_4000mb.png

RAID0の方がWriteが速いはずなのに、0と5でほとんど差がない。
転送量も100MB/sだし、1000BASET-Tの限界に見えます。
とゆーわけで、次は10Gだ!

Thecus N7700PRO オフィシャル


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